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シールキット¥2000-ちょっと。社外品かな? MPVと共通? |
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ブレーキフルード漏れを止めます。 この方法もイマイチ漏れ止めできませんでしたf^。^; |
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M17ボルト2本を外すと外れます。 上下どちらかのボルトを抜くだけでも、取り外し可能です。 |
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片方のピストンに当て木をして、エアーコンプレッサの圧縮エアを吹き込むと“ポン”とピストンが出てきます。
エアツールがなければ自転車のポンプでも代用可能かな? |
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ピストンシールは、精密マイナスドライバで優しくほじり出します。 ピストンもきれいに洗浄します。 ショは乾かす時間的余裕がない時は、拭き取りだけでケミカルは使用しないです。 残留ケミカルが油脂を攻撃して、分離したり、悪さをすることがあります。 |
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赤いグリスはピストンシールに、薄くまんべなく塗りキャリパにはめます。 |
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ダストシールはコツが要るのでこうして、ピストンには薄くブレーキフルードを塗布したあと、キャリパに少しピストンがはまった状態でキャリパ側溝にはめ、そのままピストンを、奥まではめ込むとピストン側の溝もきれいに入ります。
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片方が出来たら、もう片方も同じ要領で交換。 |
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両方が終わったら一度、エアを送りこんでダストシールがちゃんとはまっているか確認。 |
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スライドピン(フロントキャリパーガイドピン)の所の部品も交換します。 撮影用に並べて撮影・・・・ |
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キャリパサポート(マウンティング)を見ると折れて残ったボルトが・・-.-; |
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折れたボルトの断面をアップ。 3/4にすでに亀裂が入っていたような様子。。周りは錆ついています。 |
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原因?? 旧シールゴムを見ると、きれいに溝にはまって居なかったような型がついていました。 このほか考えられる原因は後述します。 過去に自分で外した時に、きちんとはめていなかった・・? フロントブレーキパッド交換上から2枚目の画像に証拠あり・・f^。^; |
部品番号33-280と33-694(No1) (届いた部品にはS1OH-33-291とLA83-33-694とありました) 画像をクリックすると大きくなります。 |
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気をとりなおして続き・・。 上側のスライドピンのブッシュを入れ替えます。 長いピン状の物で挿します。 (画像は右側) |
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ピンには薄く、リチウムグリスを塗布。 |
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届いた部品で完成!! パッドは片ベリしていたので、例のごとく左右入れ換え・・。 |
ボルトが折れた原因?
まず、旧シールゴムを見ると、きれいに溝にはまっていなかったような型がついていました。
1.この隙間から水が入って錆付いて、今回購入したエアインパクトドライバーで一気に緩めた時に千切れた?
2.2POTの片方のピストンが固着した状態が続いて、ブレーキを踏んだ時に偏った力がスライドピンにかかった状態が続きストレスから亀裂が入った?
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片べりパッドでブレーキを踏んだ時の様子です。キャリパーサポート(マウンティング)に対してキャリパーが傾いています。上側が開いて下側が狭い様子がわかります。 |
〜〜その後〜〜
一番の原因は前述1のように、隙間からの水が原因と思われます。
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折れたボルトが抜けるかと、逆タップをかけたり、大きめのドリルを打ち込んだりと、試行錯誤しましたが見事にかじりついていて抜けませんでした。 エアインパクトで千切れる以前の問題のような様子でした。 |
こうなら無いようにするために、パッド交換時にはガイドピンをよく観察して、錆びているようならグリスアップと錆びている原因を突き止めるようにした方がよさそうです。
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マウンティングが届くまで、車を遊ばしておく訳にもいかないので応急処置の方法です。 モーメントの法則で考えると、どちらか片方のスライドピンがはまっていれば問題なしですが、万が一にもキャリパーが開くと即事故なので、マウンティングのボルトとガイドピンをステンレスの針金で結束しました。 この状態で100キロ以上(時速も距離も)走りましたが、キャリパーとロータが接触して“キリキリ”という音がしていた以外、問題なしでした^^ |