キャリパーピストン固着

夏タイヤからスタッドレスに交換した時から、左前のホイルの回りが渋いと感じていました。その後、ジャッキアップする機会があったのでチェックして見ました。

  こういうとき1番怪しいのが、ブレーキキャリパーピストンの固着です。

いわゆる“引きずってる”という状態です。

画像はキャリパーのアウター側のディスクとパッドの隙間です。本来は微妙な隙間が開いています。

 ところがインナー側を見ると、隙間がありません。パッドが戻っていない状態です。

 キャリパーとパッドをはずして、ブレーキペダルを踏んだところ、片方が押しでてこない状況でした。
急な事で、OHキットが無かったので固着ピストンをプライヤーでつかんで無理やり動かして固着状態から動くようにしました。そしてパッドが片べりをおこしていたので、インナー側とアウター側を入れ替えました。(片べりのパッドを入れ替えたので、“アタリ”が出るまでブレーキタッチがプァになってしまいます。注意!!)

10年落ち、走行距離14万半ばがオーバーホールの目安のようです。ジャッキアップの機会があれば、ホイルを手で回して軽く動くかチェックしましょう。

フロントブレーキO.Hに続く。

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