シート取り付け改良

今までのシートの取り付けは,ほとんど飾りのような付け方でした。
事故を起こすとシートごと飛んで行きそうなので、万が一のときの事を考えて取り付け強化と、シートベルトのバックルを純正品に変更して、安全性を高めます。
シートレールは、オークションで安く手に入れたフレンディ用レカロレールを加工します。

 スパルコシートの裏面です。

この穴にあわして、レールを穴あけ加工します。

 

  このような感じでハンガー?に穴をあけます。

画像はレールと干渉するのでサラにして飛び出ないようにしています。

 

 このように、4ヶ所5個穴をあけます。

レールに書かれている“本来は運転席側”は、以前に加工しようとした時に書いたもので、今回とは関係ありません。

 

 赤い線の方は本来のレカロシートなら、シートごしにレールを固定するのですが今回はスパルコシートなので別に固定しなければいけません。

 

 このように固定します。

このボルトは・・・

 

 これです。

これが何かわかった人はかなりのメカニックマンです^^ 

ロッカーアームのピボットの部品です。

かなり硬い材質なので大丈夫でしょう^^

 

 純正のシートレールは使わなくなるので位置決めの穴や使わなくなる穴を蓋します。

画像は助手席側です。1箇所蓋をします。

ここを蓋をしないでいると、排気漏れをしたときなどに車内に排気ガスが侵入します。

 

 取り付け出来ました。

運転席側ですがショルダーの部分も紙一重でBピラーの横を走ります。

 

 コンソール側です。

これも、いい具合で収まっていますv^^

 

 シートベルトバックルの取り付けは純正のナット(青矢印)を使用します。

なぜなら、ボルトナットを堅固に締め付けてもバックルが弧を描くように動くからです。

しかしこのナット、JISでもISOでもないようです。

解体屋でねじピッチが合うボルトを探していたらいい物がありました(赤矢印)。

トヨタ、日産系のホイルナットです。

微妙にガタつきますが締めこむとがっちりはまります。

その後の調べで、フレンディのマフラーナットが使えることがわかりました。

部品番号9994-61-201

ホイルナットよりガタツキが少ないです。

 

 今後の課題です。

シートレバーがかなり前に飛び出てしまいました。

ふくらはぎに当たって結構うっとしいので短く造りなおさなくてはなりません・・

 

 今回の改良中は、レカロのSRタイプを仮で取り付けていましたが、Bピラーに見事に干渉します。

当たらないように後ろへスライドしてリクライニングすると、今度はカーテンが完全に閉まらなくなります。

これで、シートベルトも完璧に装着できるようになったし、シートも車体にしっかり取り付けられましたV^^

事故を起こして、人がフロントガラスを破って飛んでいっても、シートは車体から離れることなく無傷でいれそうです^^

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