ワコーズ・パワーエアコン注入

 マイフレンディも12年落ちとなり、エアコンがいつ壊れるか判らなくなってきました。むしろ、今現在まで故障もなく(エバポの汚れによる凍結除く)順調に冷えてきたのが不思議なくらいです。
 日常の仕事で家庭用エアコンを取り付ける仕事をしているので、代替フロンのR134aが旧のR12に比べて耐久性、特に潤滑性能が劣り易い事は、なんとなく知っていました。


そこで気になったのが“ワコーズ・パワーエアコン”


添加材系の商品は好きですが、冷媒機関に注入するのは躊躇していました。
なぜならば、近所の電装屋さんが
「機嫌よく効いているなら、余計な物は入れない方が良い」
と言っていたからです。

そう言う気持ちはよくわかるf^^;・・しかし、コンプレッサーに潤滑は命なのもわかるf^。^

それで、パワーエアコンをWEB上で調べて見ると、悪いレポートは見つからなかったので、人柱として注入してみることにしました!!f^^;

 外気温は32度。

 注入前の最低吹き出し温14度。

 エアコンコンプレッサーON(Nレンジ)時のアイドル。

 では一旦エンジンを切って、サービスホールにアクセスします。

こちらは低圧側。

ヒータホース・ラジエータ・ファンなど熱い物や危険な物があるので注意。

 低圧側バルブのアップ。

“L”とかかれています。

 こちらは高圧側。

“H”とかかれています。

注入だけなら低圧側の接続だけでいいですが、今回はチェックも兼ねて高圧側も繋ぎます。

 今回購入した道具達。1万8千円くらいだったかな。。

R134a用マニホールド(R12R22と同じ・・と思う)

R134a用クイックカプラ(ビニールに入っている物)

パワーエアコン2缶

〜はみ出しトーク〜
R22用R410用のマニホールドはすでに持っていましたが、使い回し出来ないのが辛いf^^

〜もっとはみ出しトーク〜
細かい事を無視するならば、R12とR22はガスもマニホールドも使い回し出来ます。

R134aとR12はマニホールドの混用は良いそうですが、できるならば使いわけた方が良い。ガスの使い回しはダメ。

で、R22とR410は“絶対”に混ぜたらダメ!!

 

 写し忘れf^^

缶とホースをつなぐ部材です。

缶に取り付けて、バルブを廻して行くと缶に穴が開いて、バルブを巻き戻すと缶の中のガスがホースに回ります。

 では、車体配管に接続します。

赤が高圧側。青が低圧側へ。

・・・うにゅ・・高圧側が低い・・?

 低圧側、高圧側両方をエアパージし、エンジン稼動・エアコンON!!

コンプレッサーが廻りだすと、圧力がココまで下がりました。

 ちなみに高圧側は、エアパージ後上昇しませんf^^

パワーエアコン注入の手順は面倒なので割愛fーー;

 注入後のエアコンコンプレッサーON(Nレンジ)時のアイドル。

下がってる!?

上昇するかなと予想していましたf^。^

 吹き出し温。

下がってる!?

 ちなみにパワーエアコンの中身は無色透明のオイルでした。

各サイトでは、透明ホースの簡易注入器を使っているので白い液体と書かれていますが、それは着色された物ではなく、ガスが混ざっていて白濁してそう見える物と思われます。

 インプレ

注入後1000キロ以上走行しましたが、不具合等は発生していません。

コンプレッサーON時のアイドリングですが、リアエアコンを使用したりすると、画像よりはアイドリングが上昇するようになりました。(注入前よりは低い)

ツインエアコン車は5缶ぐらい入れるように書かれていたので、規定量に満たないのかもしれません。

高圧側のマニホールドのメモリが低いのは、コンプレッサー故障・ガス不足が原因として上げられるそうです・・。・・・まぁ・・いまは機嫌よく稼動しているので様子見しますf^^

今回このマニホールドを購入したので、カーエアコンも修理できるようになりました^。^/(DIY)真空引きポンプは仕事用のが使えるv^^

フロンガス回収機もあるので回収ボンベさえ買えば・・^^

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